グインのブログ

PMのお仕事、オーストラリア移住の話題や、楽しいセカンドライフを模索するブログです

オーストラリアの日本語ブームは良いけども、安易な翻訳にはご用心を

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誰やこれ訳したの!?

カッコの命令口調意味わからんし!?と、突っ込み所満載のおかしな日本語が横行しているオーストラリア。

これはメルボルンのショッピングモールで見かけたお店の看板。

外国人が日本人に「Superdryって日本語でなんて言うんだ?」って聞いてきたら確かに困るわな(≧▽≦;)

 

 

オーストラリアでは日本語がかなりカッコいいらしい

KaraokeやBonsaiがすでに英語圏で定着しているように、MangaやAnimeも本屋に行けば本棚の上に表記されている。

 

「Animeって元々英語よな?」って不思議に思って近寄ると、宮崎駿シリーズや日本のアニメのDVDがズラリと並んでるんですよ。

で、ご丁寧に「Cartoon/Animation」の棚にはアメコミの本やDVDが並べられている。。。

 

日本は別格!

 

だってその本棚の2/3は「Manga/Anime」コーナーとなっていて、ワンピース、ドラゴンボール、ナルトにるろうに剣心、少女漫画などなど英語版単行本がズラリ!

DC、MARBELは本棚の隅っこに申し訳なさそうにチョロっと並んでる程度。

集英社や小学館、日本の出版社が市場を海外に移して大正解だったようで、息子たちのお友達はもう日本の漫画にどっぷりハマってました。

 

日本強し!!(≧▽≦)

 

自分の手柄のように得意気になる小物な私。

でも単行本一冊が円換算で1,000円位するんで一切買わなかったけれども。

 

英語の漫画で面白いのが、英文は左から右に読むため本の開き方は日本と逆の、左へ左へとページをめくっていきますが、日本の漫画はそれでは読めない!

巻末のページを開くと、、、

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こんな風に、漫画の読み方が指南されています。

コマ割りとセリフの読む順番までご丁寧に。。。

 

 

他に驚いた日本語が、女房が現地移民向けの英語教室に行ってた時に、先生から「“koi”は素敵よね!」と授業中に振られ、頭の中が「??」となったそうな。

「恋?鯉?」文脈から名詞だとは分かるけど、さてどっちの“koi”のことを言ってるんだろうと掴みあぐねてると、先生の話から魚の鯉だと判明。

「え?carpでしょ?」って聞き返すと、欧米人は錦鯉のことを“koi”と呼んで、普通の鯉と区別しているそうな。

 

そんな感じで「日本語」は超カッコいいステータスになっている。

職場仲間で「頭文字D」にハマってた友達は、日本からわざわざ輸入した80年式のパープルのサバンナRX7を私に得意気に自慢していた。

それでフロントガラスの上を指差した先を見ると、日本の丸い車検シール!

「Sooo Cool !!」

て叫んだら、もうそれはそれはご満悦の様子。

こっちまで嬉しくなっちゃう!

 

同じく職場仲間からは、日本語のタトゥーを入れたいから「Love」を日本語で書いてくれってな依頼はしょっちゅう来る。

 

うんうん、日本人の私を選んだのは正しいぞ!

 

おかしな日本語の原因はやっぱりあのお国の仕業?

というのも中国人タトゥーショップが横行しているオーストラリア。

日本語も書けますって謳い文句で客引きするお店はあちらこちらに。

 

一度お祭りの時に、前を歩いているオージーの恰幅のいいおばちゃんの頸椎辺りに、小さく日本語のタトゥーが入っているのを女房が見つけ

「見て見て!あの人の背中に「気遣い」って書いてる!素敵!」

って喜んでたのも束の間。

徐々に距離が縮まり、よくよく見ると

「気違い」!!( ̄▽ ̄;

 

多分本人は”MAD”と日本語で入れてくれと頼んだと推測できる。

それじゃ"Crazy"だよ~(ToT)

タトゥーじゃなかったら教えてあげることも。。。いやいや出来ない。殴られる。

だーれじゃ、そんな直訳した奴は!?

 

日本人やったらもうちょっと配慮してやれるはず。

例えば「暴君」とか「狂気」とかカッコいい言葉のチョイスをすると信じてる!

 

別の日に、街ですれ違った20代の可愛らしい女の子の腕に書かれていたタトゥーに至っては、

「無料」!!(; ・`д・´) ヤバすぎるやろ!

 

多分「自由」と入れたかったんでしょうよ。

でもタトゥー屋は「Free」を多分Googleかなんかで日本語に翻訳して、出て来た言葉をそのままに入れたんだと思われる。

「Freedom」で翻訳すれば正解だったろうに。(T_T)

 

やっぱり、翻訳はその国の人に聞かないとね!

 

変なTシャツ来た人もいっぱいいる

街を歩けば、日本語が書かれているTシャツも良く見かける。

腰が抜けそうになったのが、真っ赤な記事のTシャツに前も後ろもでっかい字で

「痔」

相当痛いんやろなぁ。

ぼらぎのーるあげるべきやったかなぁ。持ってないけど。

 

他にもフロント右側にデッカク

「茨城」

うんうん、悪くはない。けども

 

そして息子たちと腹を抱えて笑ったのが、フロント一面の

「どM」

そのチョイスはきっと買う前に確認してるはず!(;・∀・)・・・と信じたい。

 

まとめ

オージーのご主人のいる日本人のママ友から聞いた話では、日本で質の良いトランクスを買ってきて、息子に穿かせようとした時に、ご主人から止められたとのこと。

理由を聞いてみると、そのトランクスに書かれていた英文は女の子が使う言葉で、男の服に書かれているのは滑稽なんだそうな。

英語に男言葉、女言葉があるとは全く知らなかった。。。

 

それと、小室哲哉さんの歌詞に出てくる英語は文法的にヘンテコなとこが多いそうなので、そのまま使わない方が良いそうですよ。(リズムが崩れるとか言われて、マークは何も言えなかったんかなぁ?)

 

みなさんも解らない言葉の服を着る時はくれぐれもご注意を。

( ̄▽ ̄) 何書かれてるかわかったもんじゃない。